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2019.03.27

スポット・遊ぶ

【ブログ】日本最大級のサンゴ礁 その名は八重干瀬(やびじ)

色とりどりのサンゴ礁には多くの種類の熱帯魚が群がり、宮古島を代表するダイビング&シュノーケルのスポットになっています。
「日本最大の卓上サンゴ礁群として重要」という理由から、2013年に国の天然記念物にも指定されています。

もくじ
・『八重干瀬(やびじ)』ってご存知ですか
・どうやって行くの?
・年に数回、海の上に現れるアレって?!
・八重干瀬の楽しみ方!
・海の生き物のパラダイス

八重干瀬(やびじ)は宮古島の北方、約5~15キロに位置する周囲約25キロ、大小100種類以上の環礁からできている日本最大級のサンゴ礁を言います。
宮古島は山と川がないため、土砂や泥が海に流れることがなく、海は沖縄でも抜群な透明度を誇るといわれています。

八重干瀬はそんな宮古島の中でも、特に手付かずの自然が残っているとっても貴重な場所です。
 

 島の人たちは「やえびし」や「やびじ」などと呼び、サンゴ礁が幾重にも重なっている様からそのように名づけられたと言われています。

八重干瀬までは定期船は就航していません。
行く場合にはダイビングショップやシュノーケリング、釣りのツアーを実施しているショップなどを 利用して行くことになります。 市内の平良港から船で約1時間、池間島からだと約30分ほどの距離になります。

池間大橋の下をくぐり、濃紺の深く青い海の沖合いを進んでしばらく行くと、海の色が鮮やかなエメラルドグリーンに変わっていきます。そこが八重干瀬の入り口で、やがて一面見渡す限りのサンゴ礁の世界が広がります。

八重干瀬は普段は宮古島沖の海面下に広がる巨大なサンゴ礁ですが、年に数回海面上にその一角が姿を現します。

それが大潮と呼ばれる、満潮と干潮の差が大きくなる時期になります。 特に旧暦3月3日は潮の干満の差が一年を通して最も大きく、海中のサンゴ礁が陸地のように海上に現れるために『幻の大陸』とも呼ばれています。 今年は4月7日(日)が旧暦の3月3日にあたり、ちょうど宮古島の海開きと重なるため、賑わうことが予想されます。

楽しみかたと言ったらやっぱり体験ダイビング、シュノーケリング、釣り、船の上から眺めるという遊び方がありますが、その中でも特にオススメしたいのはシュノーケリングでしょうか。
船で沖合いまで移動して泳ぐとなるとダイビングのイメージが強いと思いますが、八重干瀬は島から離れたているにもかかわらず、水深がとても浅いためにサンゴ礁の底に生息する魚たちを手軽に見る事ができるのが最大の魅力です。

太陽の光が届くくらいの水深に生息しているサンゴ礁は、深くまで潜ってみるよりも色がカラフルでとても美しく、海面に近いサンゴ礁より魚の種類が圧倒的に多いことも特徴です。 浅いところでは水深は1メートルもないので、泳げない人でも充分に楽しむことができます。

八重干瀬の巨大なサンゴ礁は、陸続きではなく沖合いに位置しているために、島の人でも簡単にはいくことができませんでした。そのためサンゴ礁は美しい姿を保ち続け、様々な海の生き物たちが生息しています。

八重干瀬のサンゴ礁は大きく8つに分かれていて、ウル(海藻の名前)、カナマラ(頭)、ウツ(奥)などそれぞれに、そこでよく採れる生き物の名前や地形などが地元の方言で名づけられています。
サンゴ礁の種類もイシダンゴ、ハマサンゴ、キクメイシなど多種にわたり、海の中のお花畑の様なサンゴ礁ではスズメダイ、クマノミ、ミーバイ、チョウチョウウオなどを観察する事ができます。
運がよければウミガメにも出会う事ができます。

15年ほど前は今よりサンゴ礁の種類も量も豊富でした。 なぜ減ってきてしまったのかというと、台風の被害や海水温の上昇、オニヒトデの食外による白化現象などと言われています。
一度死んでしまったサンゴが復活するには最低でも5~10年、サンゴ礁を含めた生態系が元通りになるまでには、それ以上の長い年月が必要になります。
 

 宮古島のサンゴ礁を守る『ノータッチ5マナー』
❶立たない。
海に入って泳ぎ始めたら立つところはありません。サンゴ礁はもちろん岩場にもサンゴの赤ちゃんが定着します。
❷歩かない。
サンゴの赤ちゃんは海底に定着して育ちます。歩くと踏み潰してしまいます。
❸蹴らない。
立ち泳ぎでサンゴが蹴り折られます。マスクで海の中を見ながら、ライフジャケット等で浮力を確保して下さい。
❹触れない。
海の中には危険生物が潜んでいます。
❺餌付け禁止。
人為的な餌で生態系が撹乱されます。

海の中の風景も、船上から見る景色もとっても美しい八重干瀬。 いつまでもこの貴重な自然を後世まで残すことができるように守っていく必要があります。

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